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スパティフィラム

アンスリウムに似ているスパティフィラムですが、スパティフィラムは、たくさんの品種があっても仏炎苞が白いものしかありません。その仏炎苞は、甘い香りがするのが特徴的です。

スパティフィラム

【学名】

Spathiphyllum clevelandii

【英名】

peace lily

【和名】

スパティフィラム スパティフィルム スパシフィラム

【分類】

サトイモ科 スパティフィラム属(ササウチワ属)常緑多年草

【原産地】

熱帯アメリカ

【環境】

8℃以上 耐陰性


【種類】

「マウナ・ロアー」「メリー」「ミニ・メリー」「アルティマ」「キューピッド」「クィーン」「ジェニー」「ホワイトレディー」など

【特徴】

スパティフィラムでよく販売されているのは、ほとんどが種間交雑による園芸種です。基本的には、仏炎苞が白く甘い香りがするものがスパティフィラムの特徴です。スパティフィラムは草丈によって「大型種」「中型種」「小型種」に分けられ、中型の代表として、「マウナ・ロア」「メリー」、小型の代表として「ミニ・メリー」などがあります。

スパティフィラム 育て方

【水やり】

スパティフィラムは、鉢の表面の土が乾いたら、たっぷりと水を与えますが、鉢の中が過湿になりすぎると枯れてしまうことがあります。鉢の中は、乾燥気味に保ちます。しかし、葉や花は、過湿を好む性質があるので、頻繁に葉水を与えることが必要です。

【育て方】

スパティフィラムは、耐陰性で、暗い場所でも育ちますが、暗い場所では、なかなか花が咲きません。ですから、花が咲く時期に近くなったら、直射日光を受けない明るい場所で育てることで、白い花(仏炎苞)を咲かせます。花が古くなると、白色から、緑色に変化しますので、それは、切り取っても問題ありません。そのままにしておくと、花にしか栄養分が行き渡らなくなる場合もあります。根詰まり・肥料不足・日光不足によって、花が咲かない場合がありますので、環境管理に注意してください。

【土・肥料】

スパティフィラムは、水苔や観葉植物専用の土か、赤玉土(小粒)6、腐葉土3、ピートモス1。

【植え替え】

スパティフィラムは、5〜7月に2年に1度くらい、植え替えを行います。春〜秋まで、置き肥や液体肥料を与えます。

【増やし方】

スパティフィラムは、5〜7月に、株分けで増やすことができます。

【病害虫】

スパティフィラムは、アブラムシがつき、ほっておくと葉がすす病になってしまう場合がありますので、早めに防除します。

【豆知識】

スパティフィラムは、5度以下の低温に当ててしまうと葉が枯れるなどの痛みが出て、その後の回復が困難になるので注意です。きちんとした管理さえ行うことが出来れば、かなり育てやすい観葉植物です。それに、うまく育てていけば、甘い香りの白い花を咲かせてくれます。それを目標に育ててみるといいかもしれませんね。

【意外な一面】

スパティフィラムの花を咲かせるにはどうしたらいいのでしょう?という方が非常に多いのですが、次をチェックしてみてください。「チッソが多すぎの状態になっていないか?」「光が不足していないか?」「寒すぎないか?」「慢性的に水不足になっていないか?」しっかりと確認して、気づいたところを改善してあげることによって、よく花を咲かせるようになります。


基本的に肥料は、3大要素からできています。

「チッソ」:葉や茎の成長に影響

「リンサン」:開花や花数に影響

「カリ」:根の成長に影響


この中で、葉や茎の成長に影響するのが「チッソ」です。チッソが十分あり、光と温度が適正なときには、観葉植物の葉はぐんぐん成長して、株としては非常に元気なのですが、花をぜんぜんつけないことがあります。実は、チッソが多すぎると、花をつけないことが多いのです。対処するには、肥料を与えるのをとめる、または、花用といわれるリンサンの多い肥料に切り替えることで改善できるようです。そこを十分理解することによって、スパティフィラムのような観葉植物の花を咲かせやすい状態を作ることも大事なのです。

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