観葉植物

コリウス

カラーリーフとも呼ばれている品種のひとつとして、代表的なコリウス。品種改良が進むことによって、かなりの種類が市場に販売されています。スタンダード・ハンギング・寄せ植え・ツリー型トピアリー・コンテナなど、さまざまな品種のものと組み合わせることも可能です。

コリウス

【学名】

Plectranthus scutellarioides

【英名】

painted nettle coleus

【和名】

キンランジソ(金蘭紫蘇) ニシキジソ(錦紫蘇)

【分類】

シソ科 プレクトランサス属(ヤマハッカ属)常緑多年草

【原産地】

インドネシア

【環境】

20℃以上 非耐寒性


【種類】

ハンギング・トピアリー・寄せ植えや花壇など、タイプ別に分類

ハンギングタイプ

コリウスの茎が横に広がるタイプ「ブラックカンプ」「ミルキーウェイ」「インキーフィンガー」「トレーリングローズ」「ルビーラッフルズ」など

プチタイプ

コリウスの葉の大きさが小さく茂るタイプ「カンティグニーローヤル」「ワイルドライム」「リトルツイスター」「ホットスプレッシュ」「ファイアーフィンガー」など

ウェーブタイプ

コリウスの葉の縁が波だち、使い分けられるタイプ 「アマゾン」「エルファー」「コリーン」「バルカン」「アンナ」「ジグザグ」など

スタンダードタイプ

コリウスの葉が大きく、品種特性を活かして使うタイプ「レモンキャンディー」「ミッドナイトグリーン」「ムーンライト」「イルミネーション」など

【特徴】

コリウスは、葉の斑入りがカラフルで美しい観葉植物です。品種も多く、葉は赤・黄・白など多彩で鮮やかな斑模様が特徴です。コリウスの葉の形も卵円形からフリンジ状、柳葉状などがあります。

育てよう

【水やり】

コリウスは、乾燥に非常に弱いため、水切れさせないように注意が必要です。土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えましょう。葉水も適度に与えてください。

【育て方】

コリウスは、一年中通して日光を好みますが、真夏の直射日光に当てると葉やけを起こすことがあります。逆に日光に当てないでいると、葉の色がなくなったり、悪くなったりすることもあります。さらに、成長が早い観葉植物です。そのため、葉の剪定を行う必要があります。コリウスの剪定は、「ピンチ」と呼ばれ、好きな高さにして、ピンチをすることで、上に伸びていかなくなります。ガーデニングなどで、形をうまく作りたい時は、ピンチを行うと、より自分の好みにあった形を楽しむことができますよ。

【土・肥料】

観葉植物専用の土か、赤玉土(小粒)5、腐葉土5。液体肥料を与えるといいでしょう。しかし、チッ素系の肥料を使うと、コリウスの葉が変色してしまうこおもあります。もともとあまり肥料を必要としない観葉植物です。

【植え替え】

コリウスは5・6月に、植え替えをします。コリウスの成長が早いので、そのときに応じて、植え替えをしていくとよいでしょう。

【増やし方】

コリウスは、種子と挿し木で簡単に増やすことができます。5月になったら、若い枝を10cmくらいに切って、直接挿し木するだけでできるので簡単です。コリウスは、切った後、切り口が乾くまでに挿し木しましょう。切り口が乾いて枯らすと根がでにくいので、大量に挿し木する場合は切った状態で水の中に切り口を付けておきます。

【病害虫】

コリウスは、葉ダニやコナカイガラムシ、オンシツコナジラミなどがつくことがあります。

【豆知識】

コリウス「coleus」の属名は、おしべの形から、ギリシャ語の koleos( 鞘・さや ) に由来し名付けられています。コリウスは、実生系と栄養系に分けることができます。

実生系コリウス

実生系とは、種子から発芽して生産したもの。親の遺伝子とは違うものを引き継ぐため、葉色などが変化しやすくなります。

栄養系コリウス

栄養系コリウスは実生系コリウスに比べ、花のつきにくい品種が多くなっています。分枝が多く、大きく成長するものが多いようです。

【意外な一面】

花のハンギングバスケットも美しいものですが、コリウス一種のみで、葉色や葉形にこだわって、つくるハンキングバスケットもすてきです。コリウスは、葉色や葉形の選び方によって、自分が思う組み合わせをそのまま実現してくれます。コリウスの葉色は「温度」・「光線」・「肥料」によって様々に変化していきます。コリウスは高温によって葉色が変化したり、強光線に当たると葉やけを起こしてしまうこともあります。夏場などは、午前中日が当たって、午後は日陰になるような半日影の場所に移動することによって、いつもコリウスの葉色を変わらずに楽しむことができるのです。コリウスは、観葉植物だけではなく、戸外のガーデニングにも利用でき、コリウス好きの方は、コリウスガーデンと呼ばれる、色鮮やかな庭を造りだしている方もいます。

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