観葉植物

ユッカ

「ドラセナ・フラグランス・マッサンギアナ」(幸福の木)と姿や形が似ているので、よく混同されることの多いユッカ。未来に向かって、力強く伸びる若者を象徴させて「青年の樹」と呼ばれています。育てやすく、管理もしやすい、人気が高い観葉植物のひとつです。

ユッカ

【学名】

Yucca elephantipes Regel

【英名】

Yucca

【和名】

青年の木 青年の樹 キミガヨラン

【分類】

リュウゼツラン科(リュウケツジュ科)ユッカ属 常緑高木

【原産地】

メキシコ東南部

【環境】

5℃以上 耐寒性


【種類】

「エレファンティペス」「ロストラータ」「リニアリス」「ゴールデンスウォード(別名:イトラン)」「ユッカグロリオサ(別名:アツバキミガヨラン)」など

【特徴】

昔から庭木として植えられていたユッカ(アツバキミガヨランなど)は、葉が硬く、葉先の先端が剣のように鋭い葉を放射状に重なりつけているのが特徴です。ただ、現在のユッカは、葉先に刺がなく柔らかい葉が特徴です。ユッカの中でもアツバキミガヨランやイトランなどの品種は寒さに強く屋外でも冬越しできます。

育てよう

【水やり】

ユッカは、夏の間は鉢土が乾いたらたっぷりと与えます。 秋から徐々に控えめにし、乾燥気味にします。太い幹が水分を蓄える力があることから、控えめでも問題がありません。

【育て方】

ユッカは、日光を好むので、5~10月は屋外に出してあげます。あまり乾燥させると葉がしおれたり、葉色が悪くなったりしますので注意。冬の水やりは根腐れの原因になるので、控えましょう。ただし、屋外に置く場合は、コンクリートなどの照り返しがあるところは、日差しが強すぎるので、避けてください。光線が足りないと 株が軟弱になり葉が垂れてきます。

【土・肥料】

観葉植物専用の土か、赤玉土(小粒)7・腐葉土3。春から秋まで液体肥料を与えます。

【植え替え】

ユッカは、生育が旺盛なので、2年に1度を目安に植え替えが必要です。鉢の底から根が伸びてきていれば、植え替えの合図。小さな鉢なら1年でそのような状態になることもあります。鉢から抜いた株は、一回り大きな鉢に新しい用土で植え替えましょう。植え替えの適期は5~9月です。

【増やし方】

ユッカは、挿し木が可能です。新芽を切ると、下から新たな芽が出てきます。また、切り取った芽は、刺し穂にして増やすこともできます。切り口は雑菌が進入して傷みやすいので、石灰や根腐れ防止剤などをまぶします。また、上部の場合は接ぎロウを塗るようにしましょう。※接ぎロウ:癒合剤のことで、水分の蒸散を防ぎ、水や外気をシャットアウトします。これにより、病原菌の侵入を防ぎます。

【病害虫】

乾燥状態が続くとカイガラムシ、ハダニが発生する場合がありますので、歯ブラシなどで落とします。

【豆知識】

「エレファンティペス」というのは、大きくなった幹の根元が、象の足のように見えることから、ユッカ・エレファンティペスという名前がついたとのこと。自生地では樹木状になり、幹は地上で数本に分枝し、高さ5~6mになります。中央アメリカの人々は、ユッカの白色の花を食用にしているようです。ユッカは、日の当たる場所を好むため、ユッカがまっすぐに伸びないのは、日光の当たる方向に伸びているからです。まっすぐに伸びるような条件の場所に置くといいかもしれませんね。

【意外な一面】

ユッカは、次々に元気に新芽をふく事から「青年の木」と呼ばれます。新築祝いや快気祝いなどで、プレゼントとして贈られる観葉植物で、人気の高いユッカ。できれば、長く育てていたいものです。もらったのはいいけれど、育て方がわからない人も多いです。ユッカを育てるには、水をやりすぎず、乾燥気味にするだけで、基本的には、育てやすい観葉植物のひとつです。水挿しなどでも簡単に新芽を出すので、いろいろと試してみてはいかがでしょうか?それから、ユッカの幹の内部が、やわらかくなっている場合ですが、これはユッカの幹が、水のあげすぎで、水腐れを起こしている可能性が非常に高いです。葉や根など、元気がなくなっている状態でしたら、あきらめるほうがいいかもしれません。常に、幹や土の状態を管理して、水やりを行うことが、大切です。おかしいなと感じたら、ユッカの状態を観察し、早急に対応してあげましょう。

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